7月のコンサート以来なにかと心忙しく過ごしていてこのブログもずいぶん長い事ご無沙汰してしまいました。
先月、師であるラリュー先生が2年振りに来日され素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。私は通訳兼秘書として滞在中先生に付き添い録音、コンサート、レッスン全てを間近で聴くという幸せに恵まれました。先生は2年前のラリュー国際フルートコンクールの直後に大病をされ全てのスケジュールをキャンセル、闘病生活を送られました。ご自分でももう復帰は無理かと思い、6ヶ月間の闘病中は1度もフルートケースを開けずにいらしたそうです。もちろんお酒も一滴も飲まずに。
このつらい体験を乗り越えられて、先生の音楽はいっそう美しく深くなったと感じます。
素晴らしい師に恵まれた自分の幸せに感謝。。。